社畜の自分にとって憧れであるFIREですが、最近いろいろ調べたり実行していくうちに一筋縄ではいかない事に気付くことになりました。
FIREとサイドFIREどちらを選択したとしても必要になる年間支出の25倍の資産を作るための{収入ー支出}+(資産×利回り)というお金持ちになる方式があるのですが、これが意外と難易度高めという事実に今更ながらに気付かされることになったのです。
今回はその点について考察をしたいと思います。
収入について
まずは収入です。
これは可能な限り高い方が資産形成していく上で有利となります。
しかしこれって稼げる上限額は業界でほぼ決まってくるので、給与で高収入を目指すとなると一定以上給与基準が高い業界に入るのが欠かせなくなってきます。
これには新卒時にそんな業界に入るか入社後の転職するしかありません。
あとは副業といった手段で収入を増やす方法もありますが、バイトにせよ個人事業にせよある程度の時間や労力を必要としますので簡単ではありません。
また副業が禁止されている業界もありますので、そういった業界では稼げる副業の選択肢も限られることもあったりします。
支出について
支出については自分の生活支出の最適化を目指す必要があります。
ポイントはFIREサイド・FIREともに達成後もその生活を続けていかないといけないということです。
自分にとっての最適な生活スタイルとなりますので、長期的に自分がストレスなく続けられる適度なものにしないといけません。
FIREの準備段階中だけできて、FIRE後できないものだと意味ありません。
当初独身であったのに、途中で結婚、子供ができた後など、途中で最初の目標と違う生活スタイルになってしまったら、継続が困難になります。
資産について
FIREの為に要となる金融資産です。
FIREでは年間支出の25倍、サイドFIREではその半分が必要となります。
インデックスにしても高配当株にしても金融資産は景気に影響されるものでもあり、株価の上下によって予定の利益・配当が得られない可能性も考慮が必要です。
FIRE本によっては、生活防衛資金として現金を5年準備せよといっているものもあり、この金額は別に準備する必要とのことで、この資金を準備するのにも時間がかかりそうです。
まとめ
こうしてみると、憧れであるFIREが、意外と難易度が高いことがわかります。
少なくともこの異なる3つの事をクリアできる状態でないとFIREは厳しそうです。
とはいえ、あきらめたらそこで試合終了です。
目標を持たなければ達成もできませんので、自分なりのFIRE計画を立てて実践していくことが欠かせなさそうです。
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