普段何気なく使っている「価値」という言葉があります。わかってそうで、わかってない「価値」についての自分なりの考えをまとめてみました。
価値とは
そもそも価値とはどういう意味であるのか?
「○○には価値がある」と自分もよく使っている言葉ですが、では価値って何なのかを説明するとなると意外と難しかったりします。
辞書で価値について検索してみると、一般的には、どのくらい役に立つのかとか人の欲求や関心・判断の基準となるもの、そんな意味あいになっています。
「役に立つ」という意味でとらえた場合は、何かしらの機能があって使う事で自分に有益な何かを与えてくれるモノという感覚が近いと思います。
ここで、同じ状態のモノであってもある人には役に立つけど、ある人には役に立たないモノというのも出てきます。
腕時計を例にあげると、身に着けていれば手軽に今の時間がわかるという「役に立つ」という価値がありますが、壊れた腕時計では少なくとも時間がわかるという点では役に立ってはいません。
ですが、「形見の腕時計」となれば、そこには「役に立つ」以外の何かが発生しています。これが「人の欲求や関心・判断の基準」となるといえそうです。
基準!?
もう一つの意味となる「人の欲求や関心・判断の基準」とはどんなものなのでしょうか?
上記したような役に立つという以外のものが該当しそうです。
また、調べてみると、人の欲求(マズローの欲求5段階説)、感情的なもの(好き・感動など)、経済的なもの(商品)、文化的なもの、道徳的なものなどが規準の対象となりそうな事がわかりました。
価値の種類
検索したり考えたもののなかなか簡単に説明するのは難しいものである事が改めてわかったしだいですが、今の段階で自分なりの価値の解釈・種類についてまとめてみました。
①役に立つもの(機能) 例 あると便利なもの
②数字等で目にみえるもの 例 商品(価格)
③目に見えないもの(精神的・感覚的なもの) 例 思い出 感情(懐かしさ、うれしさ、美しさなど)
④増やせないもの(作り出せないもの) 例 時間
⑤希少なもの(作り出せるもの)例 文化 歴史 芸術
以上の5つが価値について分類分けとなりました。
また、これらの価値はそれぞれ単独でも価値を持つのですが、組み合わせることで複数の価値を持ち合わせるものになるということも分類分けをして分かった事でした。
其の弐に続く
コメントを残す