お金持ち(資産持ち)になるには、収入を上げ支出を減らして貯金(元手)をし、貯金(元手)を投資して資産を買う(作っていく)ことが必要になります。
資産とよばれるものには、ヒト資産(自己投資等)とモノ資産(株式や不動産)があるという事もわかっています。
そしてその資産とは「経済的に何かを生み出したり増やしたりしてくれるもの」があたります。
ところが、資産について理解していて、しっかりと自分は資産を買ったと思っていたのに、実際は逆に支出が発生したり、価格が下がったりしてしまうものを手にしてしまう事が起きています。
これは、資産について特徴の理解が不十分なまま購入してしまっているためだと考えられます。
今回は、実際にマイナスでなくプラスになる富をもたらす資産にはどんな特徴があるのかについて、書籍や動画から学んだ事をまとめてみました。
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5つの特徴
早速、調べた結果です。
富をもたらす資産には以下にあげる5つの特徴があるようでした。
1 希少性がある事
2 手間(時間)がかかっている事
3 生み出せるものである事
4 一定数価値を感じる人がいる事
5 市場が存在している事
希少性がある事とは?
世の中に存在する絶対数が少ないものであり、比較的手に入りにくいものが希少性があるものと言えます。
モノでいえば、例えば同じ炭素でありながら、そこら辺にある「石」と数が少ない「ダイヤモンド」のようなモノが該当します。
ヒトであれば、医師免許をもっているなど扱える人が少ないものを持っているヒトが希少な存在となり重宝されることになります。
世に存在しているもので、数が多かったりありきたりなモノでなく、その他多くのものとは何らかの違いを持っていたり、数が少ないという事が資産性が高いものであると言えます。
手間(時間)がかかっている事とは?
そのものを作るまでの手間(時間)がかかるものや、自分では作りにくいもの(サービス・商品)が該当します。
農作物で例をあげてみます。
比較的育て易い農作物は作るの易しいものの低価格での販売となりますが、育てるのが難しいものは作るのが難しい反面、高価格での販売ができるようになります。
資格についても同じで、医師資格など技能習得のためにかけた多くの時間とお金に対して高い価値が存在しているのです。
誰でもできる簡単なことよりも、より完成までの時間がかかるものには、それなりの価値があるものとして考えられているからです。
生み出せるものである事とは?
手に入れる事で、数が増えたりして何らかのモノを与えてくるものを指します。
例えば、株式であれば配当金でお金が得られたり、株主優待があれば優待品がもらえたりします。
土地であれば、農作物を育てれば作物を、建物であれば他人に貸すことで家賃をもたらしてくれます。
そのモノを持つことで何らかの金銭や物理的なものの増加が見込まれるものが資産性が高いモノとなります。
一定数価値を感じる人がいる事とは?
大多数であったり、少数(知る人ぞ知る)であったりしますが、そのモノに対してほしいと感じる人が一定数いるという事が必要です。
野菜は欲しい人は多いので取引が成立しています。
また貴金属(ダイヤモンドやゴールド)も欲しい人がいるので取引が成立しています。
貴金属は希少性が高いため、高値でも欲しいと思う人ががいるため高値で取引されることになりますが、基本的にこの欲しいと思う人の存在が必要です。
希少であろうがなかろうが、そのモノに対して価値を感じる人がいれば売買が成立するかだです。(高価格するのは、そのモノの希少性)
市場が存在しているとは?
資産が欲しいと思っていても、それを売っている人がいなければ買う事ができません。
また、自分がもっている資産を売ろうと思っても買ってくるれる人がいなければ手放すことはできません。
この売り買いの場所の提供や手間暇を少なくするために、資産を売り買いできる市場が存在している事が大事になってきます。
市場の規模の大小の違いはあれど、この市場(仲介する業者)が存在している事が資産を持つためには欠かせません。
市場があれば、その市場に参加すれば売買ができるようになります。
もし購入できる場がなければ、自分で個人や企業等に直接売り込んだり買いに行かなければならず、移動や契約の手間がかなり発生します。
常時市場が存在していれば、手数料等は取られるかもしれませんが一個人で直接対応するするより楽に資産の売買が可能になります。
組み合わせ
資産となる5つの特徴はひとつひとつが単独ではなく複数の特徴が重なり合っています。
希少性+生み出せる+価値を感じる人がいる+市場がある
希少性+手間がかかる+価値を感じる人がいる+市場がある
など、3つ4つの特徴が組み合わ合わさって、富をもたらす資産と呼ばれるものになります。
まとめ
以上が富をもたらす資産の特徴のまとめでした。
資産の購入には今回述べた、5つの特徴の組み合わせを持ったモノを選び購入していけばいいのです。
希少性はなんとなく理由がわかりますが、市場が存在している事などは当たり前に感じるかもしれません。
ですが、考えてみればこれがなければ売り買いができず、個人でやろうとすると非常に手間がかかり大変になります。
また、資産性をもたないこの特徴をもたないモノを購入してしまうと、逆に自分の手元からお金などもっているものが逃げてしまいます。(負債)
資産というとモノにフォーカスが当たりやすいですが、モノだけでなく、ヒトにもこの特徴が当てはまります。
自己投資をするにしても他人投資をするにしても、この特徴を理解して買っていく(作る)ことが資産の構築には必要そうです。
今後、本当の資産構築には、この5つの特徴を抑えておく購入していく必要がありそうです。
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