前回の続きです。
どう使い分けるか
自己投資には2種類があって、どちらにお金をつかっていくかで、結果が違うことがわかりました。
違いがわかったし、これからは他人に為になる事に投資をすればリターンゲットだぜ!と理解しところで実行するわけですが、ここでちょっと問題にも気付いてしまいました。
自分の為になる投資については特に意識しなくてもできますし、もともとが自分が楽しいことをするのだから、苦になりません。時間もお金もあればあるだけ掛けることもできてしまいます。
ですが、もうひとつの他人の為になる投資はどうでしょうか?
主体となるのは「他人」です。相手を意識して相手の為になるモノやスキルを磨くためにお金を使っていくことが必要になってくるのです。
自分が楽しいかではなく、人を楽しませるとか楽にさせることに意識をもつという視点を持ち、そのために時間をかけていく事が、他人の為に行う自己投資では大事な点になってくるのです。
リターン得るまでの流れ
ここで、自己投資をして利回り・給料アップを目指していく過程についてまとめてみます。
①お金×時間=結果(スキルの獲得など)
↓
②結果×時間=成果⇒収益発生
自己投資で利回りや給料アップを考える時は上記のツーステップで考えていく必要があります。
自分の為になる自己投資では①で完結しますが、収益までを考えるなら②まで行います。
どういうことか?
まずは①からみていきます。
ここでは自分の得たい結果の為に、お金を出して、そこに「時間」をかけていきます。
例えば、健康状態をよくしようという結果を得たかったとします。
健康維持のためにスポーツクラブに入会(お金を出す)をして、実際にスポーツクラブで実際に行う(時間をかける)ことでようやく健康状態をよくするという目的が達成されます。
入会だけしてトレーニングは行わないというのであれば、当然自分の体に変化は起こりませんので、実際にやるという時間をかける行動が欠かせません。
続いて②をみてみます。
ここでは①で得られた結果を使い、そこにさらに「時間」をかけて成果をだしていくことになります。この成果とは相手に役に立つ行為や内容です。
この成果があってようやく収益(リターン)が発生します。
上の健康のためのスポーツクラブの例でいえば、自分がやった方法や成果をブログ等で紹介したり、お勧めのスポーツクラブの紹介サイトを作ったり、人に教える側に回ってレッスン料をもらう等で成果をだすことが目的の収益が発生させることにつながります。
自分が得た結果(スキルなど)で満足するのでなく、そこからさらに自分が得た結果(スキルなど)を使って成果を出すという過程を踏んで、ようやく収益(リターン)が得られるのです。
リターンが得られる自己投資では「他人の為になる事・役に立つ事ができるようになる事に対してお金をかけていく」ため、この結果(スキルなど)に時間をかける行動が欠かせません。
問題点!?
2つの自己投資の違いわかったであとは①お金×時間=結果からの②結果×時間=成果で利益が得られる自己投資をしていくだけです。あとは実際にやるだけとなるのですが、ここで以下の問題点が浮かびます。
1 時間
2 興味
3 ブレない
他人の為になる自己投資をしていく上で考えないといけない、3つの大きな点がでてきたのでした。
その1 時間
まず時間という点ですが、こちらについては自分の為の投資でも他人の為での投資でもいいのですが、求める結果を得られまでには当然時間が必要です。
その上で、成果を得るための更に時間をかける必要があるという事です。
勤め先などで結果を使う機会があるのであれば、ここで成果をだせれば、勤め先によっては報酬アップするなどリターンが得られれると思います。
ですが、勤め先では利用できない結果(スキル)であり、そのために成果による報酬を得ようと思うのであれば、勤め先以外での別の成果を出すための場(サイトなど)が必要になります。(または、その場で提供できるようなモノを作っていく必要もあります。)
結果を得るまで時間と成果を得るための時間と、2つあわせての時間を考えないといけないということです。
自分の為にかける時間であれば好きでやっているないようなので無制限にかけてもお金も時間も気にはなりませんが、他人の為にかける時間やお金を無制限にかけるとなったら、少し考えてしまわないでしょうか?
本業の忙しのなかで、ほんの少し得ることのできるの余暇時間です。自分の趣味に時間をかけるのがやっとの場合に、収益が発生する場を作るところまで時間がかけらるかという点が一つめの問題と言えると思います。
その2 興味
次に興味という点で、人の役に立つことであったしてそれが自分にとって面白いこと・楽しいことかどうかわからないという事です。
最初に他人の為になる結果を生み出すことに対し、お金と時間をかけていき、最終的に成果をだしていくわけですが、仮にその投資対象が確実に有効なものであったとしても、自分にとっては面白くないない事だとしたらどうかという点です。
一番ベストなのが、自分が投資したいことが他人の為にもなっていて、さらに高い報酬が得られる場所です。
プロのスポーツ界や●●業(弁護士など)など、もし自分がやりたい事と他人から求められる事が一致して、かつ高い報酬がえられる場であれば、最高だと思います。
ですが、そうした場に皆がはいれる訳ではありません。
なりたくてもなれなかったり、その場に残りたくても残れなかったりと希望通りの道に進める人は限られると思います。
自分の望まない環境で働くことになった時、その中でも自分のモチベーションを維持していき、他人の為になる投資を行っていけるのかという事も考えないといけません。
そんな中では自分が少しでも楽に続けられる事に取り組んでいく必要があります。
その3 ブレない
最後が目的がブレていかないかという点です。
自分の為ではなく、他人の為になる事を行っていくのが他人の為になる自己投資です。
他人が欲しいと思う内容であればあるほど、報酬があがる可能性が高まる一方で、他人が欲しがらない内容となれば、報酬は得られずに終わるという結果もありうるわけです。
当然ライバルもいます。自分のほかにもできる人がいれば、比較され、選ばれなければ報酬は減ったり、得られない結果もありえます。
続けていていく途中で、いつの間にかこの方向性を間違えて他人の為のつもりが自分の為になってしまわないようにしないといけません。
他人の役に立つという目線で行い続けるにはどうすればいいのかという点です。
其の参に続く
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