「経済的自立と早期退職」(早期退職して、お金のために働く自分を解放する)という憧れのFIREですが、実現には多くの時間と投資金が必要なことは様々なブログや動画等で紹介されています。
FIRE達成に必要な資産額は人によって変わるため各々が必要分を見積もる必要があり、仮に生活費が年間300万円必要なら25倍ルールにのっとり、7500万円ほどの資産が必要になります。
完全FIREを達成するためにはどれだけの入金額と時間が必要になるのかということを考えると、途方にくれてしまいます。
そんな中で、労働と資産からの収入で経済的自立を目指すサイドFIREという考え方について考察してみます。
Contents
サイドFIREとは
サイドFIREとは仕事からの労働収入と資産からの収入で経済的自立を目指す概念です。
年間300万円の支出なら、例えば、労働から150万円の収入と株式等の配当金などなどの資産から収入150万円で合わせて300万円で生活をすることを目指します。
この例の場合は労働50%が資産50%ですが、比率は自分の目的に応じて変えてもいいわけです。(労働30%+資産70%など)
また、FIREと同じく生活支出が少なけば、労働収入や資産額が少なくてもよくなったりします。
メリット
最大のメリットは資産からの収入に依存するFIREと違い労働からの収入があるため、資産額がかなり減らせる点です。
年間300万円支出で、資産からの収入を150万円とするなら必要な資産額は3800万円となります。
労働についても、フルタイムで働く必要がなくなり、正社員にこだわる必要がなくなったり、給料は安いけど働きやすい職場でも十分にやっていけるようになります。
デメリット
完全なFIREと違い、多少なりとも労働が必要になるという点です。
労働するのが嫌な場合はこのサイドFIREは満足できないかもしれませんが、それでもフルタイムの週5日で働く必要はなくなりますので、完全FIREでは必要な資産額が大きくて無理そうなら、こちらにサイドFIREにするのもありだと思います。
まとめ
FIREは憧れの概念であり、可能ならFIREを目指したいところですが必要な資産額が大きくなりすぎる点がネックになります。
以前の記事にも書きましたが、好きな事をやりたいというのが私の人生の目的にあります。
できれば、FIREをして完全にそちらに生活をシフトしたいのですが、今から目指すには必要な資産額に達するまでに恐ろしく時間が掛ってしまうことはわかっていました。
サイドFIREであれば、必要な資産額を低く抑えることができそうです。
とはいえ、FIREもサイドFIREもそうなのですが、必要な資産額は独身なのか、夫婦なのか、夫婦子供持ちなのかでも違ってきます。
自分の今の現状を踏まえ、FIREを目指すなら自分にとって最適なFIREを決める必要性を感じました。
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