今回は定義や意味を知らないまま、勘違いしたままだと自分の目的が達成が難しくなるという事について考えてみます。
節操が望む、経済的独立・自由の為に必要な「投資」を例にだして考察しています。
投資とは
広辞苑によると、投資の定義は「利益を得る目的で、事業に資金を投下する事。出資。」となっています。
また、経済学上の投資は、設備投資、住宅投資、在庫投資のような保有する建物や設備の事を意味しています。
これの意味で投資をとらえた場合、対象が企業(組織)的な感じであり、規模が大きすぎる感じがします。
組織的に投資をするわけでない一個人の場合、事業に投資するとか、設備投資・在庫投資するというのはレベルが高い感じがします。
「投資」というのを個人レベルで行う場合には、もう少し個人一人ひとりができるような意味(概念)のもって実行する事の方が個人投資家としては望ましいと思うのです。
以前の記事でお金の使い方には消費・浪費・投資について述べており、そのなかで個人の行う投資とは自己投資、金融資産投資、事業投資など将来の為にお金を使うことと書いています。
つまり、個人であれば、自己の成長や将来資産となるものにお金を使う事が個人が行なう投資としてはより近いものになると思います。
やる事全てが投資とはならない!?
「自己成長や将来資産となるものが投資というのが分かった。では早速やってみよう」と投資をしたとして、注意すべきことがあります。
それは、自分では資産と思ったものが実は資産ではなかったりするという事がある点です。
早い段階で気が付けば、まだ途中で修正がききますが、もし気が付かないで5年10年と間違った認識のまま続けていたら、修正が困難になります。。
資産となるものについて、これも以前記事を書いているので、この内容のものに投資をしていけば、負債になる事は少ないと思います。
疑問を持つことが大事
辞書等で言葉の意味が確認できたとしても、一般的な言葉の概念がわかるだけで、それだけで本当に意味を理解する、自分が腑に落ちるかといえばそうとも限りません。
一般的な概念だけで分かった気になっているだけで、実はよくわかっていなかったりすることもあります。
この意味で本当にあっているのかと疑問を持ちづづける事が一つの解決法だったりします。
疑問を持ち気にしていると、ある時に自分が腑に落ちる答えが得られる事があります。
今回の「投資」については、最近よんだある投資本に、自分が納得がいく投資の定義を見つける事が出来ました。
ちなみにその投資本では、投資とは「より価値のあるものに資産(お金・時間)を移し続ける事」と定義していました。
なるほどです。
より価値のあるものには、自己成長や資産が含まれています。
また、移し続ける事とは、資産の一部であるお金や時間を、その時の何か別の価値あるものに変え続けるという事です。
この定義であれば、投資を個人で実施したときの意味合いとして、自己成長や資産性のあるものにお金を使うことや、移し続ける事で途中で実は負債であったなど間違いに気づいたときは、資産を変更する必要があることだとわかります。
特にこの移し続けるというのは、自分が気付かなかったとらえ方で、投資を分かっている人には当たり前なのかもしれませんが、改めて言われるとその通りであり、少なくともの自分には考えつかなかったとらえ方でした。
ですが、投資は価値のある資産を持ち続ける事、場合によっては損切りをしてより価値のあるものに変更することが大事という当たり前のことが投資であるという事わかったのです。
まとめ
一般的な知識や、他の人が言ってい内容では意味が分からず、すっきりしない事があります。
今回は「投資」で考察しましたが、これはほかの事でも当てはまります。
言葉の意味の取り方を間違えると、自分の思い描く結果が違くなってしまい、結果人生に影響を与えます。
上手くいかない、何か違うなと感じた時は、言葉の意味のとらえ方が違っているかもしれないと思い、意識することが大切です。
それによって自分が求める言葉の定義に近づき、目的達成に一歩前進することができるようになるでしょう。
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