選択の重要性について述べます。
何を選択するかで結果が変わりますのでよくよく選んで行う事が大切です。
今回はそのなかで私が実体験をした株式投資(トレード)を例にあげてみようと思います。
また、今回は選択が大事というテーマで話を進めますが、そのほか大切が考えがあるのですが、その辺の話はまた別の機会に述べたいと思います。
まずは、簡単に手法と難易度について述べておきたいと思います
手法
株式を購入するにあたり、その手法については購入の判断を価格で決めるトレード(投機)というスタイルと価値で決める投資というスタイルに大きく分かれます。
トレードでは価格(株価)に注視して、チャート分析などを駆使して株券を購入して利益を得ていきます。
投資では企業の価値などに注視して、業績分析を行い、割安で放置されている株券を購入し、利益や配当を得ていきます。
また投資は基本的に個別銘柄を購入していくわけですが、1銘柄だけの集中保有だと倒産のリスクに対応ができません。
その対策として購入の対象となる個別銘柄を複数購入する方法や、幅広い企業の銘柄を分散した状態で購入できる投資信託(ETF)を購入する方法があります。
投資信託としての購入先は、日経平均やS&P500のような指数連動型(インデックス)と呼ばれるものが一般的です。
投機も投資もお金を出して(出資)お金(利益)を得ていく方法なのですが、実施していく上ので考え方がまるで変ってきます。
難易度等
手法を行う上でのリスク度合・リターン度合い・学習(習得)度合いで見た時の難易度は、感覚的に以下の感じになります。
トレード(投機) > バリュー投資 > インデックス投資
左に行くほどがリスクや学習度合いが高くなりますが、その分見返りであるリターン度合いも高くなります。
少額から無理せず投資をしようとなった場合は、今お勧めとして挙げられているのがインデックス投資となります。
少額でも資金されあれば、難しい学習は必要なく、ちりも積もれば的な感じで、基本的には手堅くリターンは得られるやり方ではないかと思います。
以前の記事で投資について書いていますが、リーマンショックでマイナスを食らっています。
やり方を意識しないで行うとかなり損失を食らいます。
投資額の規模にもよりますが、損失をパーセンテージでとらえると、金額が少ないうちは数十万であっても、かなりの損失を受けた感じになります。
各手法の特徴
各手法の特徴を簡単にまとめます。
全ての手法に当てはまる大前提が、資本主義が継続されるという点です。ここを踏まえた上での手法となります。
インデックス
まずはインデックス投資です。インデックスイ投資は年利率で4~7%増えていく金融商品を積み立てていく方法です。
未来にわたり右肩上がりに経済(株価)が成長するという考えに賛同できるのであれば、お勧めな方法です。
学習することも少なめで投資するための資金が少額でも可能、入金額が増えると利益が大きくなるというメリットがあります。
デメリットとしては出資額が大きくないと効果が薄くなる点と、稀にに発生する景気後退期等の株価低迷時における含み損に心が耐えられるかという点があります。
リーマンショックでは、世界の株価が50%以下に下がっています。
仮に発生までの積立額が株式で100万円だったとします。
50%株価が下がれば、当然指数に連動しているファンドなら50%以下になります。併せて外貨建ての商品で投資していたのなら、為替も加わり円高に振れれば、さらに含み損が膨らみ70%以下になり、評価額30万ほどに下がる可能性もあります。
では、積立額が10倍の1000万円ならどうでしょうか?
同じ70%であってもこちらは、評価額300万になります。
もちろん含み損であるため、自分で損失を確定しない限りは、いつかは元に戻るでしょう。
当時から現在までのチャートをみれば、確かに下がったものの上昇に転じているのがわかります。
でもその下がっている当時は、いつ上がるかなんてどうかはわからない状態です。半年か、1年、2年かいつかはわからないけれど、上がる(回復)事を信じて持ち続けるわけです。
ですが、その期間を待ち続けららますかという問題があるわけです。
果たして戻るまでの間を耐えられるでしょうか?過去の歴史を見ると確かに戻っていますが、今後同じ事が起きると確実に保証はされていません。
バリュー投資
続いてバリュー投資です。
潜在的に価値のある企業を割安になっているときに購入する方法です。
メリットとしては、見事価値ある企業の株券を割安時に購入できれば、数倍から10倍ぐらいまで資産金額を増やすことができ、売って利益を得てもよし、配当金をもらうもよしとなります。
デメリットとしては、価値を判断するための企業分析に時間がかかるという事と、分析して優良とした企業の株価が必ずしも上がるとは限らない点です。
金融不安等で、その企業自体に大きな問題がなく、倒産の心配がないような優良な企業の株券を購入できたのなら、長期の保有で資産の大幅なアップが望めます。
また、基本割安の時期に安く手に入れられたのですから仮に株価が低迷していても、増配を切らさない企業であるならば、上がらない間も配当という形で利益をもたらしてくれます。
トレード(投機)
最後がトレードです。
チャート分析等で、基本は株価をみて安くなったら買い高くなったら売るという方法です。
分析がぴしゃりと当たれば、比較的短時間で大きな利益を獲得することができるメリットがあります。
デメリットとしては、分析するやり方を会得するまでに時間がかかる事、損切り等のリスクヘッジを怠ると身動きがとれなくなり、結果として損失確定をもたらす点があります。
インデックス投資やバリュー投資と違い、特に資金管理が重要で、損切りや利食いのポイントしっかり決めておかないと損失のみが膨らみ、時間だけ失って、これならやらなければよかったという事になりかねません。
まとめ
以上の各投資法について触れたうえで、選択することの大切さを最後にまとめます。
株をやりだした当時の私自身は、学習は書籍がメインで独学のうえで、3つ手法を実施しましたが、今のところ成果がでているのがバリュー投資とインデックス投資です。
二つともは選ぶ対象を間違ってなかったのが幸いしたのか、今のところは配当なり利益得ることができていると思います。
結果が伴わなかったのは、トレードでした。
なかには、トレードで成功している人もいるかもしれませんが、私自身は独学でトレードは限界を感じ今は行っていません。
(その当時、いい教材や講師に出会えて実行していたならば、トレードでも結果が得られていて、今とは考えが変わっていたかもしれませんが。)
少なくとも、トレードをやめ、投資に決め打ちしたことは今のところ正解だったと思います。
もしトレードに固執して、その後も続けていたら資金不足ややる気を失い投資自体をしなくなっていたことも考えると3つのうち2つにするという選択をしたのは良かったと思います。
投資とトレードではその手法に違いがあるという事を記述しましたが、学習していくうちに投資の格言で損をするなというのがありました。
絶対は無理かもしれませんが、できる限り損失を減らし相場に残り続けることが大事であることをしり、そのおかげか、今のところ撤退することなく投資を続けていられます
初めから最適なものを選ぶのが望ましですが、何が最適かわからない場合でも、実践しいくことで大事な事に気付き、必要な事を選んで実施していくことがなにより大事なことであるという事を株式投資から学ばせてもらいました。
そしてこれは株式投資に限ったことではないと思います。
全てのものに選択があり、それぞれ選んで実行することで得られる結果が変わります。
やめるという選択が生まれたり、選択したことを新たな選択が生まれることもあります。
正解がない選択という行為ですが、できる限り自分の望む結果を得られるような選択をしてけるようにしてきたいものです。
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