あの後どうなっていったのか書いてます。
その他の状況
前回までの話では購入したのは個別株と書いていましたが、当時は個別株のほかに投資信託も少し持っていました。投資信託の初購入は2008年入って間もない頃でした。
個別株が塩漬け状態になる一方で、それなら最初から配当がもらえる商品を持てはいいのでは思い、比較的高配当がでていた投資信託を購入しました。日本のものだとそれほど分配金が出なかったので海外ものの投資信託にしようと思い、少額ですが2本ほど購入をしました。購入した最初の頃はまだ分配はしっかりと得られたので、してやったりと喜んでました。
ただ、この時は何度も書いている通り、知識が足りない時期です、アメリカ発の金融不安なのに思いっきりアメリカ企業のものを買ったりと傷口を広げることばかりしてました。
購入した瞬間いきなりマイナスになる買い付け手数料がバカ高いものを買ったりと今なら買わないものを意気揚々と購入しました。
そこへきての金融ショックです。
資金流出、為替の円高傾向、基準価格の下落と、アッというまに、保有価格が半分以下に・・・
そしてとどめが、分配金の減少。
2本ほど保有していましたが、一つは半分程度まで落ち込み、もう一つは特別分配金でタコ足分配となって当初の目論見とは違った結果になってしまいました。
最終的には、特別分配金が出ていた方は損切、分配金が半分になった方の投資信託は最近まで保有していましたが、購入当初の分配金に戻ることはありませんでした。
リーマンショック後の投資
かくして八方ふさがりとなった状態でどうしたかというと、株式購入はづづけてはいました。
変わったことは、個別銘柄でなくETFと呼ばれる上場投資信託に対象を移していったことです。
日経指数連動型とかある指数に連動していく商品です。
個別株と違い値動きの幅は比較的緩やかになるだろうから、損失も抑えられるとかなりマインド的にはマイナス思考で損しないように取引をしていこうと思っていました。
勘違いは相変わらず
指数連動型に気付いて、購入対象を変えていった事は良かったこどだと思いましたが、残念なことに根本的なことを理解してないのは相変わらずでした。
そもそもトレードをやるなら価格変動が高い方が利益がとれる(個別株の方がいい!?)だろうし、こうした指数連動型のものはその国の景気や経済対策が良くならないと価格が上昇していかないこと(積立て向き)に気付いていませんでした。
周知のとおり、このあと日本ふくめて世界の景気は下り坂で、当然日経平均も上がることなく、しばらく株式市場含めて停滞している状態が続くことになります。
保有してみたものの、とりあえずETFをもっているけど、価格の上下があまりないし中途半端なままな時がしばらく続きました。
其の四に続く
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