今回は情報の使い方について最近意識していることをまとめてみました。
ブログを書くようになってから改めて気付かされたのが、世に出回っている情報は発信者の主観や立場によって加工されているということです。
文字・映像・言葉と様々な形で情報があふれています。
そしてその情報というのは情報を発信者するの立場からのメッセージです(伝えたい事など)。
ある出来事に対して自分が肯定的であれば、その発する情報内容も肯定的になる傾向になり、否定的だとこれまた否定的な情報内容となる傾向があるようです。
日々起きる様々な出来事を、その出来事に対して発信者が持つ経験や知識からくる解釈などを踏まえた内容が情報として様々なメディアや個人から発信されています。
専門的な内容など、なぜそうなるのか理解しにくい内容を分かりやすく解説してくれる情報発信者(社)は、非常に価値のある発情報源になったりします。
そんな役立つ情報ではありますが、他人には有益であっても自分にとってはそうとは限らなかったりすることもあります。
情報の取捨選択や取り扱いを間違えて損をしないようにするために、私なりに情報獲得時に意識して行っていること3つの事と活用のしかた3つの事についてまとめました。
Contents
意識している3つの事
生きた情報
1つ目がその情報が「努めて今起きている情報(生きた情報)」であるかという事です。
事故や天気ニュースのような実際の現場の状況がわかる内容の情報がこれにあたります。
この生きた情報は、自分がその出来事に対して何らかの対応をしなければならない立場にいた場合は非常に役に立ちます。
刻一刻と変わっていく出来事に対応するためには最新情報が望まれるため、可能な限りの最新な情報に価値があります。
「古い(時間が経過した)情報」はのちの記録としては必要となりますが、すくなくとも事が起きている時点においての価値は低くなります。
ハウツー・ノウハウが含まれた情報
2つ目が「やり方や経験が含まれている情報」であるかです。
やり方や経験を伝える情報はかなり世に出回っていますが、その中でも特に有益なのが、極めて原理原則にのっとたものでしょう。
古くからあり今でも十分通じるハウツーなどの情報は特に価値があります。
一見単純そうで簡単にできそうに思えても実際に行うと意外と難しかったりしますが、本物の情報であれば確実に自分のレベルアップにつながります。
ハウツーとノウハウ情報は知っているだけではだめで、実際に自分で行って体得する必要があります。
特にノウハウは他人の経験の結晶となっているため、その人の目線・感覚からの情報となっていますので、必ず自分の感覚に直していく過程が必要になります。
(ハウツーとノウハウではそのとらえ方が違っていると思ってますので、これについては別の記事で紹介しています。)
最新の情報に更新
3つ目が「情報の更新行われているものはその都度自分自身もアップデート」するという事です。
1で述べた生きた情報はその時に起きた最新の出来事の情報を得る事ですが、こちらの情報の更新というのは、その出来事による影響がしばらく続くことになる情報に自分をあわせる必要があるという事になります。
例えば、法改正や規則改正などがこれにあたります。
新しいものに対応しないで、古いままのルールでそのままやっていたらマズイことになります。
システムでもなんでもそうですが、何かを使わせてもらっている立場であれば、そのシステムを提供する側のルールが変わればそれに従う必要がでてきます。
更新の頻度が少ないものもあれば、頻繁に更新されるものもあり、自分が関わるものについてはそのたびに更新していく必要があります。
意外と少ない有益情報
上記の3つを意識して情報を集めているわけですが、ここからが重要になってきます。
集めた情報を精査してみると気付く事があるのですが、それがこれ
自分にとっての有益な情報は意外と多くない
という事です。
これほど情報があふれているのに、集めてのみると自分にとっての必要な情報でが意外と集まっていないという事に気付きます。
また他の人には役に立つ内容だけれど、実は自分には役に立たなかったという情報が多かったりします。
ノウハウ系の情報などは特に顕著で、みんなが良いからと取り入れたものの、試してみたら自分には向いていなかったなどよくあります。
集めるだけではいけない
情報を集めるのは大切なことなので、良い情報は可能な限り集めることは欠かせません。
あとはこの集めた情報をどう活用するかという考え方が大事になってくるのです。
集めた情報をどう上手く活用していくかという観点が大事になってくるのがわかってきます。
人によって活用の仕方はかわると思いますが、自分が今現在意識している活用のしかたが以下の3点となります。
活用のしかた
判断・決断の参考材料
1つ目が「自分の判断・決断のための参考材料とする」ことです。
完璧な正解は学校のテストの中でしか存在しません。
実生活・現実世界では100%の正解なんかないと思っていますので、自分のベストな活動ができるようにするための、自分の判断や決断の際の参考データとしての利用に情報を使うようにしています。
対応策の参考材料
2つ目が「今後起こるであろう出来事に中長期期間対応できるような対応策を作るための参考材料」としての活用です。
世のルールやシステムが変われば、それに応じた対策をとっておかないと大変な目にあいます。
1の判断・決断としての情報扱いの違いは、こちらでは、中長期的に自分に影響が及ぼすであろうことに対して、対応策をつくるための判断材料としての情報の取り扱っていくことになります。
得た情報を使い、自分がそれにどう対応していくのかその計画を含めた対策のための知識として活用していきます。
実際に自分で行う
3つ目が「得た情報の内容をとにかく自分で試す」という事です。
特にハウツーとノウハウ関連のものは、自分でやってみないと本当に有効なのかはわからないものです。
他の人には有効な内容でも、自分には必ずしもそうではない事は多々あります。
情報獲得の為に使った時間やお金が無駄になる恐れもありますが、それでも自分に経験という形で残ります。
失敗しないに越したことはないのですが、成功すればそれでよし、失敗したとしても失敗内容をほかの人に情報発信という方で伝えることもできます。
情報収集の段階である程度絞る事ができているので、自分が気になったことは直ぐに実践するように心掛けます。
まとめ
情報を集めるにあたっての自分の意識していること3点
1 生きた情報
2 ハウツーとノウハウの情報
3 最新の情報に更新
情報の活用のしかた3点
1 判断・決断の参考材料
2 対応策の参考材料
2 実際に自分で行う
情報は素材です。
何かしらに使って役立ってこそ価値があるものです。
持っているだけでは価値は半減しますので、得た情報をしっかり使って、自分の目的達成に活用していきたいものです。
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