目標であるFI(経済的自立)とRE(早期退職)からなるFIREですが、最近は更に達成するためのハードルが上がった感じがします。
今回は、難易度が上がった感じがする理由と今後の対策について考察したいと思います。
難易度上がった理由
大きな理由はなんといっても、社会保障やインフラ、生活物資など様々な面でのインフレによる生活コスト高の影響ではないでしょうか。
今までと同じ水準の生活を維持しようとした場合、明らかにかかるコストが高くなっています。
そしてこのコスト増は下がる事はなく、今後更に上がっていく可能性が高いでしょう。
支出の最適化をするにしても・・・
資産を作るための公式{収入ー支出}+(資産×利回り)があります。
インフレ下ではこの収入-支出が予定通りにいかず、ままならなくなります。
収入の面では大幅なアップが見込めないという点が挙げられます。
インフレだと景気がよくなり、給料もそれに合わせて増えるとは言われていますが、正直インフレを上回る給料の上昇は難しいのではと思っています。
インフレ下では物価の値上がりに賃金の上昇は追いつかないというのは、歴史が示しています。
また、支出については、生活コストが年々増大が発生するという点が挙げられます。
値上げによる生活コストが上がっているのですから、今までと同じ生活水準を維持しようとしたらその分支出が多くなります。
以上の点から、給料の上昇より、物の値上がりのほうが大きい訳なので投資するのに必要な収入−支出で生み出される入金額を確保できるどころか、むしろ少なくなる可能性が高くなっているのです。
現金以外の資産投資が必須
FIREは現金のみでも可能ですが、早期退職をした場合だとかなりの金額が必要です。
年間の生活費で200万、独身者の場合、40歳で早期退職して90歳まで生きると仮定した場合、現金だけだと200万×50年となり、生活費に1億円が必要になります。
しかもこれには、その他必要になるお金は計算に入っていないため、家電の買い替えや、持ち家の場合の修繕費、冠婚葬祭費などがあった場合には別途のお金が準備が必要になります。
それでもFIREが出始めた当時はまだ、デフレ下であり、デフレ下であればまだこの金額で可能でした。
しかし、今後続くであろうインフレ下では、30年40年後にも現在と同じ水準で生活することはできないため、取り崩し額を多くする必要が出てくるためにも、これ以上のお金が必要になってきます。
また、独身の場合でこれなのですから、既婚して家族がいる場合は、更なる金額を準備する必要があります。
このことからも、これからFIREには、現金という資産クラスだけでは難易度が高くなることは火を見るよりあきらからであり、仮に現金のみにこだわった場合は、よほどの高収入でない限り不可能に近いことがわかります。
対策はあるのか
厳しいなと感じる状況ではあるものの、何もしなければ、インフレの波にのみこまれ、自由の生活が遠のいてしまいます。
対策としては、ネックとなっている収入と支出をそれぞそれ何とかする必要が出てきます。
収入対策:別の収入源をつくる
会社からの給料の賃上げが理想なのですがそれが無理なら、別の手段で自分で稼ぐ必要があります。
いわゆる副業(複業)です。
資産からの収入や、アルバイト、事業収入など、本業以外の収入源を持ってインフレで不足するお金を補います。
確実に収入を得るならアルバイトなのですが、会社によっては、就業規則等でアルバイトや事業収入が認められていない場合もありますので、その場合は資産からの収入を作るなど、やりようはあります。
資産からの収入では、一例としては高配当株投資がありますので、資金と知識があれば、時間はかかりますが、年間30~40万を作ることは可能です。
そのほか、ポイ活などもうまくやれば月数千円はもらうこともできます。
ネットを調べれば、方法はいろいろ出てくるので、自分に合った方法を探す必要があります。
固定費を削減
支出を下げるなら、固定費を下げるのは必須事項です。
使用頻度が低いサブスクの解約、安い通信回線への変更、引っ越しによる家賃の削減、保険の見直しなど、できる範囲で固定費を削っていくのはもはや定石です。
QOL:クオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life)も考えないと、あまりにも予算を削りすぎて、生活の質が下がりすぎてしまう問題もでてくるので、自分や家族が許容できる範囲で行う必要もあります。
まとめ
自由な生活のため目指していたFIREですが、ほんとに厳しさが増しています。
正直、このままだと定年まで働くことになりそうであり、早期退職ができずにFIREと言えなくなりそうな予感もしています。
ずるずる今の職に残りそうな、嫌な流れになっていますが、そんな流れに流されずに、少しでも早く経済的独立ができるように全力で対応中です。





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