人生の3大出費と買い替え費
FIREには考慮しておかないといけないお金の事がいくつかあります。
住居費
保険費
続いては、保険費です。
ここでの保険費とは生命保険といったものではなく、ここでは高齢になったときにかかる費用が保険費と考えます。
例えば医療費や介護費といったものです。
医療や介護は若い時期に気にはならないものですが、60代後半からは気にしなければならなくなるでしょう。
寝たきりにならず、健康でずっと生活がおくれれば問題ないのですが、将来どうなるかはわかりません。
60歳を過ぎてくれば、少なからず健康で何らかのトラブルがでてくるでしょう。
病気等で病院のお世話になるかもしれませんし、体が自由に動けなくなれば介護を依頼する必要もでてくるでしょうから、それに備えた準備が必要になります。
またこの費用は独身であれば、本人のみで済みますが、既婚であれば配偶者等の家族の分の考慮も必要です。
今は大丈夫だからとかこれらの費用の準備をしておかないと、そのなった時に慌ててしまう事になるので、保険費についても先を見据えてある程度の準備をしておく必要がありそうです。
教育費
次は教育費です。
FIRE時に子供がいるようであれば、当然必要になります。
大卒まで考えるならば、養育費とは別に一人当たり1000万円ほどの学費の準備が必要です。
教育費は、かけようと思えばいくらでも費用がかけられるものであるので、教育破綻しないように、事前の準備が必要です。
特にFIRE後の収入が金融資産のみであれば、教育費にかけられる分は限定されます。
独身者であれば、考慮する必要はない費用ではありますが、もしFIRE後に結婚したりその後子供が生まれたとなれば発生する費用となるので、頭の片隅にいれておくのがいいでしょう。
買い替え費
最後が買い替え費です。
冷蔵庫・洗濯機等の生活家電や自家用車を持っている場合はその買い替えの為の費用があたります。
どんなに良いメーカーのものであっても耐用年数があり、故障等で約10年ほどで、買い替える必要で出てきます。
生活家電は生活に欠かせないものであり、FIRE前に購入の為の予算を確保する必要があります。
この費用もFIRE達成が早いほど準備する額が多くなるので注意が必要になってきます。
まとめ
今回の考察でFIRE後の生活には思った以上の準備が必要であるという事がわかりました。
特に、FIRE達成時が早いほどしっかりした対策をしておかないと、その後の生活が圧迫されることになりそうです。
折角FIREして自由を獲得したのにお金のことで苦労しては楽しめません。
ですが、最初からこれらを想定しておけていれば、想定外だったと思う事はないはずです。
お金ですべて解決しようとすればFIRE必要額の上乗せを考える必要があり気分的にFIREが遠のく感じがしますが、FIRE卒業にならないためにも入念な準備をすることが大事であることが分かったのでした。
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