資産形成・運用には元手となる資金が必要になります。
個人が元手資金の捻出には、収入から生活費を引いた残りの分のお金を回すことが基本となります。
収入は主に「労働から得たお金」で、生活費は日々生きていくために必要な「消費していくお金」です。
収入が一定で、必要な日々の生活費が収入と同じであれば、手元に何も残らないですから、当然資産形成・運用の為の資産の購入に回すことはできません。
資産の購入のためには、日々の生活費を収入以下にし、できるだけ「残りのお金」を作る必要があります。
その為の方法として節約があり、上手に節約をすることで投資の元手を作ることができるようになります。
今回はそんな節約の一つとして楽天経済圏を活用した節約法について解説します。
楽天経済圏とは
前回節約において経済圏の利用をお勧めしました。
楽天経済圏とは楽天グループが運営する様々なサービスを利用することで、楽天ポイントを貯めたり使用する一つの経済圏の事を指します。
そしてのこの「楽天経済圏」を上手に使って投資の元手資金を作ることが楽天経済圏を使った節約法なのです。
メリット
節約に楽天経済圏を使うメリットは以下の2点があると思っています。
その1 楽天ポイントが獲得できる。
その2 様々なサービスの使用に楽天ポイントが使える。
詳しく説明します。
楽天ポイントの獲得
楽天グループのサービスを使うことで楽天ポイントが獲得できるようになるというのが第一のメリットです。
楽天カードの使用や楽天市場等のECサイトでの買い物をすることで利用額に応じてポイントの還元がされます。
ポイント獲得に楽天経済圏が優れているのが、SPUシステムやお買い物マラソンといったキャンペーンを使う事で還元倍率が上がり、ポイントの高還元が受けられる事です。
キャンペーンを駆使して還元率が15倍(15%)になれば、仮に1ヶ月3万円の利用をした場合、その15%分である4500円が楽天ポイントとして還元されます。
普通に買い物するより4500円安く購入することができるのです。
様々なサービスに楽天ポイントが使える
獲得した楽天ポイントは同じ楽天サービスの支払いに利用できるというのが2つ目メリットとなります。
楽天サービスの中の一つにモバイル事業もあります。(楽天モバイル)
料金は使ったデータ分に応じて料金が上がるシステムで、月20G以上使用したとしても3290円(税込み)で済ませることができるのです。
この楽天モバイルの使用料を獲得したポイントで支払える事がメリットになるのです。
楽天モバイルのほかにも楽天電気やガスを利用していれば、それらにも楽天ポイントを支払に充てる事もできるため、本来払うべき消費部分のお金を残すことででき、投資の元手に充てる事ができるようになります。
余剰資金がつくれる
このように楽天経済圏は楽天市場や各種サービスの活用によるポイント高還元化と通信費・光熱費等にポイント支払いができる2つのメリットにより、非常に魅力のある経済圏となっています。
上記で示した通り、仮に月3万円楽天経済圏で買い物をして、15倍還元を受けられれば4500円のポイントバックを受けられ、年間では54000円もの楽天ポイントを手に入れる事ができるようになります。
貯まった楽天ポイントを固定費の支払いにあてることで、本来生活費として消費してしまった54000円分のお金を余剰資金として残す事ができ、資産購入の為の元手にすることができるのです。
注意点
そんな楽天経済圏を使った節約ですが注意点もあります。
商品を購入する際は、他のサイト等との価格の比較検討が必要であるという点です。
買い物は自分にとって必要なものが安く手に入れられるのが大切であり、いくらセール品があったとしてもそれが自分の望むものでなければ単なる浪費になってしまい、節約とはなりえません。
アマゾンなど、ほかのECサイトとの価格の比較や自分の居住圏内にある店舗の価格の比較も行い、より安く手に入れられる場所がないかという事をしないと安く買う事ができません。
その為には楽天市場で購入する際に、自分なりの購入時に重視する優先事項を決めておくことが大事になってきます。
例えば、重くて持ち運びが大変なモノのまとめ買いは楽天市場で購入する事にするなどです。
そのほか
節約に大活躍の楽天経済圏ですが、昨今ではポイント獲得のルールの改悪が進みだんだんとポイント獲得ができずらくなっています。
モバイル事業の影響なのでしょうが、今後も今以上に獲得ポイントの減少が予想されます。
今後のルール変更の動向には注意が必要です。
まとめ
小生が使っている楽天経済圏の節約法について述べましたが、個人的には気に入っている節約法です。
節約法の一つである楽天経済圏をこれからも上手く活用して、少しでも投資資金の捻出していきたいと思っています。
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